地球に落下するところが目撃された隕石の記録をビジュアライズしたサイト「Bolides (launched) 」
今年2月にロシアに大きな隕石が落下し、その様子が沢山の人に目撃され、さらにはいくつものカメラによって撮影されていたことは記憶に新しいかと思います。visualizing.orgの中のこのページ「Bolides (launched) 」は、地球に落ちた隕石の記録の中から人類が今までに目撃したもののみをビジュアライズしています。
アクセスすると西暦861年から2013年までスライダーが動き、それに合わせて隕石が降ってきますよ。
うわぁ、どんどん降ってきた〜!
このページによると、紀元前2500年から現在までに地球に降ってきた隕石は数えきれないほどありますが、その中で記録に残っているのは34,842。しかもその中で落下を目撃された記録があるのはたった1,045だけだということ。
1950年あたり、西暦ラインの下にひときわ長い青線があるなと思っていたら、ひときわ大きな隕石降ってきたー!!(ラインの上に伸びる点線がその年に降った隕石の数、下に延びる青線が大きさです。)
ひときわ大きくどーーーーーーん!
西暦ラインの好きなところをクリックすると、その年に落ちた隕石の詳細が表示されます。
先ほど紹介したひときわ大きい隕石は1947年にロシアに落ちたもので、落下した隕石は23トン。今年の2月にロシアに落ちたものは100kg(落下時の推定重量ではなく、燃え尽きずに残った隕石の重さのようです)。こう見ると1947年の隕石の大きさがずば抜けていることがわかります。
さらにページを下にスクロールすると、今までに見つかった隕石(左列。落下の目撃記録なし)と、落下の目撃記録のある隕石(右列)が大きさ順に並んでいます。ずば抜けていると思った1947年にロシアに落ちた隕石ですが、落下目撃記録なしの隕石と合わせると9位程度の大きさ(重さ)ということになります。1位は1920年にナミビアで見つかった60トンの隕石。どんな衝撃だったのでしょうか、計り知れませんね・・・
→Bolides (launched) - visualizing.org
http://www.visualizing.org/full-screen/53518
- 2013-05-12 (日) 18:44
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