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2005-12

JR WEST 青春18切符 冬

JR18kippu
size:297×210mm
color:4c/1c 

毎回青春18切符の告知チラシは綺麗な写真で攻めてきます。今回は冬ということもあって、雪原を走る一両編成のディーゼル。飯山線だそうです。
写真のイメージで目をひき、左上の「青春18切符」のタイトルを濃い色にして締めているように思うのです。左上の文字組は、四角いテキストボックスに合わせてきっちり。可読性<きっちり のようで、勉強になりますね。
あとは、写真の雪の白色をどう表現するか。
真っ白に見えるところでも、C版やK版が多く確認できます。色を付けつつ白さを表現。色なしののっぺりした白より、微々たる版を重ねることによって、奥行きを感じさせていますね。どのような表現をしたいのかで微妙な画像処理をしている素晴らしい例です。色校大変だったろうな。キャリブレーションもちゃんとしとかなきゃ。
自戒です。はい。

ところで、昔は青春18切符、よく使ってましたが、最近は使わなくなりました。遠くても車で行っちゃえ感が先にくるんですね。電車ののんびりした旅もいいなぁと思った、奈良帰りの今日なのでした。

フェーンチャン 僕の恋人

bokunokoibito

bokunokoibito
size:257×182mm
color:4c/4c 

なつかしいね、あの頃。
初恋だったかもしれない、君との想い出。

前髪とマユゲがキュートなこのチラシは、タイ映画『フェーンチャン 僕の恋人』です。
単館映画だけど、両面カラーで、力入ってます!
さて、映画の内容はといいますと、近所に住む幼なじみの男の子と女の子が主人公。男の子(ジアップ)の遊び相手はいつもこの女の子(ノイナー)。振り返ると初恋だったのかもしれない幸せな日々。シアップは、年を重ねるにつれて男の子の遊びに憧れをいだくようになり、いたずらっ子のグループに入ろうとする。仲間になる条件は、ノイナーの心を深く傷つけるもので、実際ジアップは彼女を傷つけてしまう。彼女に謝れないまま、彼女は引っ越してしまい・・・そして・・・。

うわぁぁぁ、胸キュンじゃぁないですかぁ!
泣いてしまいそうな感じもある・・・。
すんげ、観たい。

ちなみに、監督は6人(!)だそうです。どうやってまとめあげるんだろう???
しかもこの監督たち、「タッチ」や「ドラえもん」が大好きだそうで、なんとなーくなキャラも出てくるそうです。

そういえば、今年は時々ETVのタイ語講座を見ていたのですが、難しそうで、真似すらできませんでした。
トムヤムクン食べたーい!

memo-16/12/2005

・NEWS23「今年のCMベスト10」 ゲスト:天野祐吉氏 p.m.23:45~

  • 2005-12-16 (金)
  • Memo

僕のニューヨークライフ

NYlife

NYlife
size:257×182mm
color:4c/1c 

ちょっと真面目で、ちょっとエッチなピースフル・コメディ

2006年2月公開予定の映画『僕のニューヨークライフ』のチラシ。
監督・脚本・出演はウディ・アレン。

ウディ・アレンの映画チラシは好きです。いつも小粋な作りなのです。このチラシは紙質もいい。描かれたニューヨーク マンハッタンの地図の風合いにしっくりきています。その地図の上の平面的なイラストもすごく目を引きますね。裏面だって、落ち着いた深緑で、画像切り抜きが五月蠅すぎません。
ウディ・アレンの映画なんだから、どうせクスクス面白いのだと思うのですが、自身初の青春ムービーということらしく、そのあたりも気になりますね。アレンの他には、ジェイソン・ビッグス、クリスティーナ・リッチ、ダニー・デビートなどが出演してます。楽しみだな。

子どもと昔話 25

kodomotomukasibanashi
size:210×148mm
color:表紙4c/4c 中面1c
p64
編集・発行:小澤昔ばなし研究所

子供と昔話を愛する人たちの季刊誌『子供と昔話』2005年秋号。
今号から発行元が変わり、表紙が変わり、新連載が加わった。責任編集の小澤俊夫さんは、小沢健二氏の叔父さんでもある。僕は新連載の「うさぎ!」が読みたくて、この本を買った。
「うさぎ!」は、小沢健二氏の連載小説。「昔むかし、あるところに」からはじまるこのお話は、“うさぎ!”というタイトルや、“昔ばなし”のイメージとは、少し違う内容かもしれません。“うさぎ”の昔ばなしと言えば、やはり擬人化された兎が、ずるしたり、はたまた悲劇になるものが思い浮かんでしまいます。
しかしこの連載小説の「うさぎ!」のうさぎは、人らしいのです。らしい。そう、第一話ではまだ完全にうさぎは出て来ませんでした。
話の筋は書けませんが、小沢健二氏らしいアイロニーと風刺たっぷりの小説です。昔ばなしという体で、今感じていることを書いているのでしょうか。非常に言葉のつなぎ方がユニークだったので、何回か読み直してみたいと思います。今後の話の進展も気になります!

和田誠のグラフィックデザイン

wadamakoto
size:257×182mm
color:4c/4c
Event Info:2005/11/21~12/22 @ddd(OSAKA)

大阪dddギャラリーで現在開催中の「和田誠のグラフィックデザイン」のチラシです。
イラストレーター、グラフィックデザイナー、エッセイスト、装丁家、アニメーター、映画監督、作詞作曲家、等様々な分野で活躍されている和田さん。目にした途端、「あ、和田さんだな」と思える力はすごいです。
そして、このチラシの表面下に添えられた、和田氏の言葉がまたすごい。全部載せるのはなんですので、一部だけ。

  昔はイラストレーターがデザインをすることなんか当たり前のことでした。いつのまにか分業化してしまった。そのことの方が不思議です。
  装丁やポスターのイラストレーションを依頼される時、「デザインは?」ときくと「どなたかに頼みます」という答えなので「ぼくじゃいけませんか」と言ったら「デザインもできるんですか」と驚かれてむっとすることがあります。別にむっとしなくてもいいのだけれど、そのくらいデザインをすることが好きなんです。

クスッと笑ってしまいましたが、こりゃ素敵な言葉だなぁ。
このチラシの右に載っている、Radioのロゴ、好きだなぁ。

JR WEST 北陸日和

hokurikubiyori
size:297×210mm
color:4c
P8

駅にはいろんなパンフレットが置いてあります。その中から一つ。
JR西日本の『北陸日和』は、京阪神地区から北陸への旅を提案するパンフレット。ついでに言うと、パンフレットの作りから、F1層(20~34才女性)を主なターゲットにしていると思われます。(堅さを抜いた文章、レイアウト構成、フォント、モデル、写真等から私的に判断)
内容は、情報誌のようなプチ街案内。できたばかりの金沢21世紀美術館をトップに持ってきて、インパクトを出しています。それだけではなく、この手の情報モノには欠かせない要素、食・美・体験は全て含んでいます。
ただ、表紙にある「これが北陸のあたらしい楽しみ方。」というコピーには疑問でした。僕が期待するような「あたらしい」楽しみ方ではなかったから。
そんなこと言いながら、金沢行きたくてたまらんのです。金沢21世紀美術館に行きたいのです。直島の次くらいに行きたいのです。・・・誰かぁ

はまのゆか 連載告知カード

hamanoyuka
size:152×152mm
color:4c/1c

イラストレーター・はまのゆかさんの連載告知のカードです。朝日新聞・夕刊、毎週水曜日(関西版)に、『みーつけた』というタイトルで、子供をテーマにした一コママンガを連載されているようです。
我が家は朝日新聞をとっていないし、それまでもはまのさんのことは存じていなかったのですが、このカードを見たら、ほぉ~っと思いますよね。まず小さくなく大きくない版型と全面イラストに目をひかれます。手にとって、裏を見やると、手書き文字で「連載はじまりました」という言葉と少しの説明。うまいな、と思いました。
しかも、このカードの紙厚、心地よいほどの厚めで、紙の風合いもよい。画像ではわかりかねると思いますが、イラスト原画の凹凸がうまく印刷されていて、このカード自体に凹凸があるのかと錯覚させられるほど。竹尾マーメイドのような手触りが想像されます。

ところで、はまのさんのサイトを拝見して、同世代だと気づきました。
おぅ!気がつきゃみんなすげーな!負けてらんねぇ!(何を?)
とにかく、僕はもっとやることやらんとダメなんですねー。

→はまのゆかHP
http://www.hamanoyuka.net/

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