京都を包む紙
著者:村松美賀子、井上由季子
発行:アノニマスタジオ
包み紙。
包むための紙。
包まれるモノが主体とすれば、決して主体ではない“ガワ”を主体として取り上げた一冊。
主体を引き立て、または広告にもなり、味ともなり、保護にもなり、隠すことにもつながる包み紙。
京都の老舗の、ずっと続いている包み紙を中心に、紙の風合いやそれが使われているお店の雰囲気が伝わる写真や文章で紹介。
筆者お二人の、紙好きさ、それを伝えたい気持ちが、本の内容から造本にまで凝縮されています。この本を手にとってじっくり見ると、きっとわかる。
巻末の地図、、、これ、気づいた時にデザインされた関さんの笑顔がふっと浮かびましたよ・・・ふふふ
→アノニマスタジオ
http://www.anonima-studio.com/
- 2007-10-15 (月) 8:42
- Books
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