理想の詩 2006.5・6月号
size:297×210mm
color:4c
P:20
隔月発行の『理想の詩』2006年5-6月号です。
表紙はブルー・マークの菊地敦己氏によるもの。
今号の特集は、「言葉ってなんだ」。
このPR誌っていつも思うのですが、まじめなんですよ。特集は、どこどこ大学の教授さんのバックボーンのあるお話を載せていたり(大学教授ってだけでまじめなのではなく、特集に合ったことを突き詰めようとしている人の考えというチョイスがまじめだと思う)、データにしてもしっかりとデータ元を明らかにしている(当たり前のことですが、そうでないデータを載せているものなんてゴロゴロありますからね)。
今回の「言葉ってなんだ」特集では、明治大学教授・黒田龍之助氏と漫画家の久住昌之氏の対談内での、言葉は記号だというお話が印象に残ってます。そうなんですよね、書き言葉は記号の羅列です。例えばヒエログリフを初めて見ても、言葉として変換されませんもの。「あ」を「あ」だと認識しているから「あ」は「あ」たらしめているわけですよね。ボクがこのブログで多用している「w」も、「ダブルピースだぞ!イエィイエィ!!」と思われているかもしれないしw あぁ言葉って難しい。
特集の他は、夏目房之介さんのエッセイと、和紙照明の紹介、河合美波さんのかんたんプリントゴッコなど。
- 2006-05-14 (日) 9:14
- CMYK-mania
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