木から作られた紙の本より、木の下で電子書籍を読もう「EPM - Tree of letters」
コロンビアで電力、水道、天然ガスを供給する会社EPMによる取り組みです。この会社、サステイナビリティを重視しているそうで、木を伐採して作った紙の本ではなく、電子書籍を無料で読もうと提案しています。
ある日、コロンビアのメデジンの公園にいくつかのバードハウスが設置されました。バードハウスは本をモチーフに作られており、中にはWi-Fi端末が入っています。木の下はこのWi-Fiによって無料でインターネットに接続できるようになっています。木には説明のボードが掛けられ、そのボードのQRコードを読み取ると、無料で電子書籍がダウンロードできます。
電子書籍は木ごとに異なり、木ごとにダウンロードしていくと多くの電子書籍を無料で読むことができるというわけ。伐採される木を減らすこともできるし、年平均2冊というコロンビアの人の読書数を増やすこともできます。
と、ここで少し考える。
それでどれだけの効果が出るのだろう、と。これはサステイナビリティなんだろうか、と。
- 2014-05-10 (土) 8:39
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