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2010-12-05

100人のクリエイターによる1000種類の手描き広告

11月25日、100人のクリエイターが手描きで広告を描いたそうです。集まったのはアートディレクター、イラストレーター、芸術学生など。
一晩で作り上げられた広告の種類、ざっと1000。

描かれたのは、カナダはケベックにあるビール醸造所La Korriganeの広告。ここのビールが伝統的に慎重な手仕事で醸造されているそうで、それを手描きという手法でアピールしています。ルールは「手で作られたビールの、手で描かれた広告」ということだけ。あとは、ロゴとアドレスを統一すること。

これが出来上がった日の午前中に配布されたそうですが、一枚もらってもそれだけでは感動が少ないと思います。実はこうだったんだよ、という種明かしを含めて、手描き＆ほかとは違うことを気付かせてこその第一次成功でしょう（ビールの売り上げに繋がることが最終目標ですから）。

そう考えると、バイラルビデオとしてのYouTubeのこの映像が数千ビューワーというのは少し寂しい数字ではあると思います。とはいえ、カナダにこういう醸造所があるというのを、遠く日本のボクが知る事ができたのですけどね。

ところでこのLa Korriganeですが、この手描きプロモーションに合わせてサイトトップを手描き風にしています。

「GaLeRie Phtos」でその時の写真を見ることができます（わかりづらいけど、画像左右にマウスを持っていくと三角印が出るので、クリックすると次の写真に変わりますよ）。

拡張子「WWF」。
そんなファイル見た事ないですよね。
でもどこかで聞いたことのあるような・・・。
そう、パンダのマークでおなじみの、世界自然保護基金です。

PDFは便利だけど、そのままだとプリントアウトできるから、紙が必要になっちゃう。紙は木から作られている。紙を使わなければ木を切らず、森を守れる。じゃ、プリントアウトしなければいいじゃない。
そういうことらしく、このWWFフォーマットはプリントアウトできな仕様になっています。

ではどうやってWWFファイルを作るのか。

リンク先からWWFソフトをダウンロードし、PDFをドラッグアンドドロップするだけで、変換されたWWFファイルが生成されます。ただ、このソフトが入っていないと相手は確認できませんし、変換後のファイルのラストページにWWFからのメッセージページが追加されています（※試しましたw）

なんというか、広がらないだろうな、とは思うのですが、WWFのアプローチが今までと違っておもしろかったです。さてここで問題が・・・誰かからこのフォーマットのファイルが送られてきたらどうしたらいいのか（ソフトいれないといけないのですよねーw）

現在はMacのみ対応。Windows版はカミングスーン！

・YOKO ONO SMILE
Event Info：12/06～23　＠GALLERY 360°（TOKYO）
オノヨーコさん、観客参加型のインタラクティヴ・アート展。
→GALLERY 360°
http://www.360.co.jp/

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