子どもたちが見て感じた生き物たちの姿を広告に!バンクーバー水族館のキャンペーン「What Will You See」
カナダのバンクーバー水族館が、面白い広告を作っています。
鍵となるのは、初めて水族館に来た子どもたちが見た世界。
初めての水族館を十分に楽しんでもらった後で、子どもたちに印象に残った生き物を教えてもらう。
そこには初めての水族館だからこその、楽しい言葉があふれていた。
「ほのぼのとした顔」だったり「黒くておならみたい」なんて風にね。
水族館の中も、たとえば暗いトンネルのような場所があったり、明るい場所があったりで、子どもたちの想像力を増幅させてくれる。
子どもたちによる説明は、アーティストがその場で絵にしていく。そこに生き物に対する忠実製は求められていない。あくまで子どもたちの記憶に対して合っていればいい。
出来上がった絵は、まるでモンスターというかクリーチャーというか・・・
だがそれでいい。それがいい。
この絵は子どもたちによる説明を付け加えたポスターとなり、屋外広告として掲示された。さらにプロセスをおさめた動画や音声はプレロール広告やラジオ広告にも使われたそうだ。
大人にはもう見ることができない世界。
この広告を見れば、あの日のワクワクを探しに水族館に行きたくなるかもしれないし、まだ行ったことのない自分の子どもを水族館に連れて行ってあげたくなるかもしれない。
- 2017-03-16 (木) 7:52
- Video
- サンタクロースに間違えられたおじいさん。MeijerのCM「Do you see what I see?」
- 飛ばなければ、もっと見られる。ユーロスターのCM「You see more when you don't fly」
- 死ぬまでに観たい映画1001本を10分半にまとめた「1001 Movies You Must See (Before You Die)」
- 紙が作り出す影を使って、紙の節約と動物の保護を訴える展示「See What You Save」
- ジョン・マルコヴィッチ脚本・主演、100年後にしか公開されない映画「100 Years -The Movie You Will Never See」