AI技術を使って美味しいマグロを見極める「TUNA SCOPE」
マグロのセリの映像を見ると、切り落とされた尻尾を見て判断している市場関係者の姿が映ることがある。
あれは尻尾あたりの切断面を見ることで、マグロ全体の価値を決めているのだ。
しかし近年それができる職人が減っているという。
そこで世界中のマグロを取り扱っている商社の双日と電通が、AIを使ったマグロの目利きシステムを開発した。
スマートフォンでマグロの尻尾の断面を撮影すれば、瞬時に美味しいマグロかどうかを含めてマグロを判断してくれる。
職人の技術の方がまだ正確だとはいえ、AIでも職人さんとの一致率は85%にもなったという。
これからは高齢化や人手不足から、伝承されてきた技術がどんどん失われていくのかもしれないが、技術で補うことができればありがたいですね。コスト減につながるかもしれないし。
→TUNA SCOPE
https://tuna-scope.com/jp/
- 2019-10-05 (土) 8:28
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