夜になるとベッドになるビルボード「The World's First BillBed」
パキスタンには路上生活者が多い。彼らの多くは昼間きつい仕事をして、夜は堅い地面で寝る生活を続けている。彼らのために、マットレスメーカーのMoltyFoamが、実用的なビルボードを作った。
それが、広告の描かれたボードを回転させることでベッドになる、ビルボードだ。ビルボードの中には同社のマットレスが入っているため、それまでの堅い地面に寝ることを考えたら天と地の差がある。
このビルボードはパキスタン国内150ヶ所に設置されたそうだが、おそらく路上生活者はもっと多いはずだから取り合いにならないかが心配です。もしくは分解してマットレスが持ち去られるとか。
ベッドになるビルボードということで、これを日本で設置しようと思うと周辺住民から反対が起ることでしょう。このあたり、パキスタンでは慣用的なのかな。もしくは路上で寝られるよりはいいという考え方なのか。
ほかにも、ずっとベッド状態の百年ベッドになってしまうおそれもあります。こうなると看板広告の意味が成されなくなるのですが、このあたりもそれでいいという考えなのでしょうかね。
- 2015-06-25 (木) 8:32
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