ブリッジ
size:257 × 182mm
color:4c/4c
ゴールデンゲートブリッジ、全長2790mの生命線。
この美しい橋でカメラは何を捉えたのか?
2004年から2005年までの1年間、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを撮影し続けたドキュメンタリー作品。なぜゴールデンゲートブリッジか。それは、この橋が世界でも有名な観光名所という他に、2週間に1人が自殺する場所でもあるから。衝撃的なシーンも含まれるこの映画は、命の尊厳というこの橋よりも大きなテーマを抱えている・・・。
晴れていない吊り橋は、なんとも不気味で。
タイトル以外、テキストは級数が小さく、橋の写真とタイトルが引き立つ。
エッジの堅いタイトルの「ジ」の「゛」の位置だけでこれほど表情が変わるんですねぇ。
→ブリッジ
http://the-bridge-movie.com/
- 2007-06-26 (火) 7:49
- Chira-Cinema
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コメント(閉):2
- T-T.N 07-06-27 (水) 2:27
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お久しぶりです。
この映画、注目してゐます。
ポスター、いいですね。衝撃的ですけれど。
ブリッ「シ」と見せかけて、一瞬「死」を連想させるあたり、秀逸です。しかも、濁点が落ちてゆきます。落ちる濁点と投身とが結びついて、死がなまなましくなりかけた時、タイトル「ブリッジ」が完成するなんて。
ロゴデザイン自体がテーマを語つてゐます。 - mif-4c 07-06-27 (水) 3:52
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>T-T.Nサマ
どうもどうも。コメントありがとうございます。
濁点の位置も写真の水面の位置と計算されてるんですよね。
テーマがテーマだけに、あまり「見せすぎ」てもいけないんですが、この濁点の位置を動かすことだけで、静かに暗喩を込めている気がします。
雲間の明るい青空と対照的な暗くて深い海も不気味なんですよねー。凪いでいて。