【新釈】走れメロス 他四篇
山月記、藪の中、走れメロス、桜の森の満開の下、百物語。
どれもこれも有名な文学作品ばかり。
それを、森見さんが京都を舞台に新釈で新たな作品にしたのがこの本。
著者の森見さんは京大農学部卒業の京都在住ということで、そこかしこに出てくる京都の地名もツボついてます。かなり面白い。
本自体はというと、天が化粧裁ちしてなくて味わいがあり、好きです。
装画は山本祐布子さん、装幀はchutte。
→祥伝社
http://www.shodensha.co.jp/
- 2007-04-21 (土) 12:32
- Books
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コメント(閉):2
- たなかー 07-04-23 (月) 17:34
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こんちはです。こまめな更新いつもスバラシイです。
天が化粧裁ちしてない本ていいですよねえ。
手近なとこで思いつくのは新潮文庫です←さいきん金穴で。。。
印刷物LOVEでこれからもよろしゅうお願いいたします。
(竹尾ペーパーショウ、一度は行ってみたいもんです) - mif-4c 07-04-24 (火) 4:52
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>たなかーさま
新潮文庫も確かにそうですね。
ブックオフだとヤスリで綺麗にされてしまうので、かわいそうでなりません。
こちらこそ、これからもよろしくです。
こんなブログ見て頂いているのは、ほんとにありがたいです。竹尾ペーパーショウ、毎年東京展は4月、大阪展は5月にあります。一度行けばはまりますよ、きっと!
『HAPTIC』(朝日新聞社刊)、『FILING』(宣伝会議刊)、『+skill』(平凡社刊)という本で、数年前の展示内容が詳しくまとめられていたりするので、こちらも是非!