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サッカー選手の素晴らしいプレーにグリーンカードを！「FC ROSENGÅRD / E.ON – #GREENCARD」

FC ROSENGÅRD / E.ON – #GREENCARD

5月26日の決勝がVfLヴォルフスブルク VS オリンピック・リヨンに決まった、UEFA女子チャンピオンズリーグ。リヨンには熊谷選手も所属されているので、がんばってほしいですね。
ところで、準々決勝において大儀見選手が所属しているFFCフランクフルト VS ローゼンガード（スウェーデン）の試合で、観客からローゼンガードの選手に差別的な発言があり、レフェリーが注意するということがありました。

UEFAでは差別は断固反対をしていますし、誰にあってもリスペクトすることを重視しているものの、この時の調査はなかずとばずで終了させてしまいました。
いや、あかんだろ。
ということで、スウェーデン・女子サッカーリーグのKristianstads戦でスポンサーのE.ONがグリーンカードを用意した。
このカード、選手の素晴らしいパスや、相手やレフェリーへのリスペクト、もしくはサポーターの感謝を、見ているサポーターがハッシュタグを付けてSNSに投稿するのだ。結果、この試合ではレッドカード1枚、イエローカード3枚、グリーンカード4056枚が出され、ローゼンガードのEbba Wieder選手がグリーンカードを最も多くもらったプレイヤーに選出された。

差別はダメだ。
ダメだからといって差別的発言をした人をどうにかする前に、まずはプレイヤーの素晴らしいところを見ることに注力してもらおうという試みである。これで差別的発言が減るのかどうかはわからないが、サポーターも良いプレーには「良い」と言えるようにすることで、試合に参加している（サポーター含め）全員がリスペクトの気持ちを持てればいいということなのだろう。
今後はユースチームやサポーターでの普及をしていきたいということなので、今後の動きにも注目しておきたい。

2016-05-09 (月) 8:24
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