ツーリズモ
size:148×215mm
著者:文・原田郁子、写真・原田奈々
出版:ブルース・インターアクションズ
clammbonやohanaのボーカル&キーボードとして活躍している原田郁子さんと、写真家の原田奈々姉妹による、バルセロナ~リスボン~パリの旅の記録。文章は郁子さん、写真は奈々さんによるもの。姉妹だからなのか、淡々と旅が進んでいきます。それは日常のようなリズムで。もちろん海外の旅なので、普段は使わないキーワードも出てくるのですが、それはそれは静かに、まるで見慣れた言葉のような佇まいで文章の中に融けています。全体的にアンニュイさも漂う一冊。最後の一枚の写真がインパクトあって、予想しないまとめ方で、思わずため息ついて「いい本だった」と本を閉じた。
ところで、ボクが買ったこの本に、断裁ミスがありました。出版社に送れば新しいものと取り替えてくれるんだけど、ボクはそんなのも面白くなってきてしまうので、取り替えてもらうことはありません。あまりにひどい乱丁などは、さすがに考えますが、ほんの少しページがつながっているくらい面白いじゃないの。あんまりないことなんだしね。
- 2006-07-25 (火) 8:05
- Books
- 1つ新しい記事 : memo-26/07/2006
- 1つ古い記事 : 光を観る -ドイツ・フランスの初期絵はがき展
コメント(閉):3
- ポンヌ 06-07-25 (火) 13:25
-
ダメー
郁ちゃんみたら前髪切りたくなるー - cdp-s 06-07-25 (火) 21:15
-
いいよねこの本。
姉妹の距離が最初と最後で微妙に違うところとかね。 - mif-4c 06-07-26 (水) 8:47
-
>ポンヌさま
切ったらええやーんw
オンザ!オンザッ!>cdp-sさま
そうそう!
やっぱ、買ったの?