アマゾンの森をまもるためにホンダが開発したヤシの木登りバイク「Vertical Bike powered by Honda」
ペルーでは、アグアへと呼ばれるヤシ科の植物の実を採るために、毎年サッカーグラウンド80万面分の森が消えているそうだ。なぜヤシの実で森が消えるのか。
このアグアへの実が成るのは、35mほどの高さ。
とても高い。
実だけ採るのが大変。
だから、木ごと切り倒す。
なんとも残念ながら、そういう理由が原因なのだ。
それを憂いた現地のホンダは、チェーンソーのエンジンを使ったバイクを開発。
このバイク、地上は走れない。
前輪と後輪の間に幹を通すことでヤシの木を登ることができるだ。
前輪と後輪に高低差があり、人が乗ることでテコの原理を使って車輪と幹のグリップ力が高まる。
車輪が空回りしたり機械的な故障がなければ、ストンと落ちることは、まぁ無いといっていいだろう。
現地に必要なものを現地で開発する。
ホンダの力は素晴らしい。
ちなみにアグアへを調べてみると、オオミテングヤシとも呼ばれるのかな。近縁種かな。
オオミテングヤシ
果実を食用、果汁から果実酒、髄はパンの代用に用いられる。 繊維は漁網、ハンモック等綱として用いられる。 葉は屋根葺き用、幹は建材に用いられる。 その有用性から1980年代頃には乱獲が危惧されるようになってきた。(via wikipedia)
その果実酒、ちょっと飲んでみたい。
- 2022-04-26 (火) 7:35
- Video