ウクライナの現実をロシア市民に知ってもらうためのプロジェクト「WikiTruth」
ロシアのウクライナへの侵攻がはじまって1年。
こんな無益な戦争、いつまで続くのだろうか。
ロシアの一般人たちは、どのくらい現実を知っているのだろうか。
ロシアではTwitterもFacebookも遮断されている。
Googleなんて言うまでもない。
でもまだ遮断されていないメディアがあった。
それがWikipediaである。
Wikipediaでウクライナの街の項を見ると、そこには戦争前の街の写真が貼られている。
言語をロシア語にするとそれは顕著で、ウクライナは1年前と変わらない姿なのかと思えてしまうほどだ。
だから現状を伝えるべく、今の惨状を映した画像も貼り付けることにした。
しかし、ロシアからと思われるbotなどが巡回し、戦争以降の写真を削除してしまっているそうなのだ。
あっちがbotなら、こちらは世界中の有志だ。
何度削除されても次から次へ、壊れた街の写真を貼っていく。
ロシアの一般市民に知ってほしいから。
反戦ムードを国内から醸成してほしいから。
早く戦争が終わってほしいから。
いつロシアがWikipediaも遮断するかわからないですが、それまでは続けていくのです。地道に。
→WikiTruth
https://uw.media/wikitruth/