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ディスレクシアはハンディキャップではない!ロンドンにオープンした精子バンク「Dyslexic Sperm Bank」

Dyslexic Sperm Bank

男性の精子を保存しておいて、必要とされる時に受精に使う精子バンクというものがあります。ロンドンにオープンしたこの精子バンクは、ディスレクシア(識字障害とか難読障害と言われる)に特化した精子を保存しているという。

ディスレクシアとは文字の読み書きが困難な症状です。
それだけ聞くと、ディスレクシアに特化した精子バンクというのは大丈夫なのか心配になる人もいるのではないでしょうか。

しかし、ディスレクシアの人は文字の読み書き以外はどこかにハンディキャップがあるわけではありません。
アインシュタインやライト兄弟、エジソン、ジョン・レノン、チャーチルなどなど、発明家から政治家、アーティストまでディスレクシアの人は多い。ハリウッドスターにもディスレクシアの人は多く、カミングアウトする俳優さんも何人もいます。才能のある人もたくさんいるのです。

イギリスでいうと10人に1人はディスレクシアの可能性があるにも関わらず、ディスレクシアを肯定的に考えている人はわずか3%という統計もあるようです。

だから慈善団体のMade by Dyslexiaは、ディスレクシアに対する正しい理解をしてもらうために、あえてこの精子バンクを作ったのです。

最後に、Made by Dyslexiaによる「世界はディスレクシアによって作られる」というタイトルの動画です。

  • 2017-05-12 (金) 8:11
  • Video

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