喫煙者が無視できないようなパッケージで禁煙を促す「Warnings Impossible to Ignore」
タバコを吸う人の多くは、よっぽどのことがないと禁煙したりしないのではないでしょうか。いくらタバコのパッケージに「ガンのおそれがある」と書いてあっても、肺ガンの写真がプリントしてあっても、吸う人はそんなの無視して吸うのでしょう。
ブラジルでは、5月31日の世界禁煙デーに合わせて、喫煙者が無視できないようなパッケージを作った。それがこちら。
ロバートの父親は心臓病の手術の時、それ自体はうまくいったのだが、肺塞栓症が原因で亡くなった。彼はそれまでに40年も喫煙をしていた。
ロバートは20年喫煙をしている。
父親にそんなことがあっても、吸い続けている。
ロバートにタバコをやめてほしい兄弟たちは、彼がいつもタバコを買いに行くパン屋に協力を仰ぎ、特別なパッケージのタバコを置いてもらった。
いつものようにタバコを注文したロバートは目を疑った。
そこには亡くなった父親の写真がプリントしてあった。そして「私たちはお父さんが亡くなってとても悲しかった。あなたもお父さんと同じように失いたくない。」とのメッセージが書かれている。
一番近しい人たちのメッセージは無視できない。
きっとロバートは禁煙してくれることでしょう。
ま、家族が何を言っても聞かない人はいますけどね。
- 2015-06-15 (月) 8:39
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