もっと本を読んで！地下鉄の乗車カード内蔵の無料の本「Ticket Books」
ブラジル人が年間で読む本は、平均2冊だそうだ。
その原因のひとつが、歩いて移動する人が多いこと。読んでいる時間がないのだ。移動中に本を読むことができるような場所は、地下鉄（電車）の中くらい。だったらその地下鉄の中で、本を読んでもらおう！
これは、もっと本を読んでもらいたいブラジルの出版社が、4月23日の世界本の日に合わせて行った、本を読んでもらうためのキャンペーンです。
用意された本は「ピーナッツ」「シャーロック・ホームズ」「ハムレット」などの有名な作品ばかり。この日のために地下鉄路線図をイメージした特製のカバーを付けて地下鉄駅に設置された。この本の裏表紙には非接触型の地下鉄乗車カードが挟み込まれており、本を改札に近づけるだけで地下鉄に乗れてしまう（乗車10回分）。
これにより本を手にした人は無料で地下鉄を利用しようとするし、地下鉄の移動時間にはその本を読んでもらえる。本のおもしろさに気づいてくれる人が増えるといいのですが。
無料の乗車カードが入っているからって、全種類の本をごっそり持っていったら怒られるんだろうなw
- 2015-06-11 (木) 8:42
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