インドの女性たちの体を守る、ヨウ素を染み込ませたビンディー「Life Saving Dot」
インドの特に農村部では、妊娠中の女性のヨウ素不足が深刻で、それが原因となって乳がんなどのリスクが高くなっている。しかし彼女たちにサプリメントや薬を買うお金はない。そこで考え出されたのが、ビンディーを使ったアイデアだった。
ビンディーはインドの女性（既婚者で夫のいる女性）が眉間に付ける赤い丸のこと。本来は色を塗っていたそうだが、近年ではシールを代用することも増えたんだとか。
このビンディーシールにヨウ素を染み込ませたものは妊娠中〜産後の女性に配られた。眉間に貼られたシールからはヨウ素が経皮吸収され、彼女たちは高価なサプリを買わなくてもヨウ素を体内に採り入れることができるようになった。
- 2015-04-04 (土) 8:42
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