蚊から人を守る植木鉢「The Life-Saving Pot | Manulife Singapore」
蚊は毎年多くの人を殺しています。
蚊に刺されたくらいでは人は死にませんが、蚊が媒介するウイルスにより人が亡くなるのです。特にデング熱などは蚊が媒介するウイルスの中でも有名です。これを防ぐにはどうしたらいいのか。
蚊は水のある場所に卵を産み、増えます。
この水のある場所は、家の周りにもたくさんあります。植木鉢の水受けもそのひとつ。
水が少ないからと大丈夫だと思いがちですが、その程度でも蚊は増えていくのです。
だからシンガポールのManulife Singaporeは考えた。
植木鉢自体をどうにかしよう、と。
水受けに水が溜まるのは、植物にも大切なのでしょうがない。
であれば、蚊に卵を生ませなければいい。
だから、植木鉢の絵付けに工夫をした。
絵付けに使われる絵の具に、害虫の忌避剤にも用いられるペルメトリンを混ぜ込んだのだ。
蚊は水受けの水めがけてやってくるが、ペルメトリンにより鉢までは近づけない。結果ここで卵を生むことができず、家の周りから蚊が減る。
気になるのはペルメトリンによる蚊の忌避の有効期限と、ペルメトリンのペットや人間への影響くらいでしょうか。数年で効果がなくなるのであれば、それ以降は蚊にとっては絶好の産卵場所になってしまうし、動物や人への影響も出るようであればもってのほかだ。
- 2017-11-25 (土) 8:01
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