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2007-07-14

象の背中

zou
size:257 × 182mm
color:4c/4c

最期まで、一緒にいてくれる人はいますか?

妻と2人の子ども、家族4人で幸せに暮らす48歳の藤山幸弘。
人生の円熟期にさしかかったその時、医師に余命半年の宣告を受ける。彼は延命治療ではなく、今まで出逢った人に会って、自分なりの別れを告げることを選ぶ。そして、妻ともあらためて向き合い、23年のすべてをさらけ出すのだった・・・。

表は砂浜、裏は街の俯瞰。
どちらも淡い青緑を被ったような写真。
静かな写真の上のタイトルとコピーが、薄くかかったシャドウでじんわりと訴えかける。
バージョン違いが間違いなく出てくるチラシなので、次のバージョンでは人物が描かれているのではと予測。

→象の背中
http://www.zo-nosenaka.jp/

ダカフェ日記

dacafe
size:188 × 155mm
撮影:森友治
発行:ホーム社
発売;集英社
amazonでこの本を見る

言わずもがなのサイト、dacafe photographのブログ“ダカフェ日記”が一冊の本になりました。
森さんが撮影された温かい家族の写真と、
クスリ笑ってしまう、一枚一枚につけられたキャプション。
帯に書いてある「しあわせって、きっとこういうこと」、ページをめくるたびにそんなささやかな幸せに包まれます。お子さんが生まれる前から、海ちゃん、空くん、と家族が増えていく様子が優しく積み重ねられた日々と共にしっかりと記録されています。
巻末には、よくダカフェ日記に“ヨメ”と書かれて撮られている森ご夫人によるダカフェ裏話も。

ボクもとても好きなダカフェさん。
また続編が出ればいいなぁと思うのだった。

さて、ボクも実は写真を撮ることが好きなのです。
まぁ、長くこのブログをご覧いただいているかたはご存知かと。
ボクが自分の意志で写真をちゃんと撮ったのは、小学生くらいの時の家族旅行かな。
そこからわけも分からず、とっきどき撮影していたように思う。
高校生の時には、使い捨てカメラをよくカバンに忍ばせて、学校内でカシカシと軽い音をたてたり、帰りに大きな虹を見つけて帰る方向じゃないのに追いかけてカシカシ撮ったりしてました。
シャッタースピードがどうのとか、絞りがどうのとかはその後。
大学時代くらいからでしょうか。
同時にロモに出逢い、ノーファインダーやトイカメラの世界もかじりました。
以前も書いたことがあるんだけれど、自分の色が見つからないのです。
こうしたらこう撮れるとか、そんなことは分かっているのです。
ただ、あがった写真に納得がいかない。
そこには写そうと思ったモノは写っていても、なにかが違う。
それがその頃の写真でした。

これも前に書いたかな。違う過去のブログだっけか。
はっとする写真に出逢った時に、それまでの自分が崩れ去りました。
同じような構図で、同じ被写体を前にしても、
ボクの写真が流れる水をコップですくい取ったものだとすると、
その人の写真は両手でやさしくくみ取ったといった感じなのです。
写真に瞬間を閉じ込めているボクに対し、写真の中に時間の流れが見えるのです。

それから少しボクの写真が変わった気がします。
到達点(自分の色)は見えなくても、向かうべき方向はなんとなく。
ずっと出逢わないかもしれない、そんなはっとする写真。
出逢えたボクはとても幸せモノなのです。
そんな写真を撮れる人と同時代に生きていられるということも。

そして今日も写真を撮ろうと思う。

→ダカフェ日記
http://dacafe.petit.cc/

memo-14/07/2007

・MILK TEA リリース記念 photo exhibition
Event Info:2007/07/14~22 @オルネ・ド・フォイユ(TOKYO) 
ロンドンのお茶とお菓子を描いたフォトエッセイブック『Milk Tea ~ロンドンのおいしいお茶とお菓子の時間~』(いがらしろみさん、keiko kuritaさん 著、mille books刊)の発売を記念した写真展。ティーグッズの販売も。
→オルネ・ド・フォイユ
http://www.ornedefeuilles.com/

・フィラデルフィア美術館展:印象派と20世紀の美術
Event Info:2007/07/14~09/24 @京都市美術館(KYOTO) 
アメリカ・フィラデルフィア美術館所蔵の作品を展示。19世紀から20世紀のヨーロッパの代表的アーティストの作品に、アメリカ人画家を加えた47作家の選りすぐりの名作77点を一堂に展示。この展のイメージキャラクターは金麦のCMにも出演中の壇れいさん。イメージキャラクターって?
→フィラデルフィア美術館展:印象派と20世紀の美術
http://www.phila2007.jp/

・18世紀麗しのロココ衣装展
Event Info:2007/07/14~10/09 @神戸ファッション美術館(KOBE) 
マリー・アントワネット生誕周年を記念して、当時のロココ調衣装を紹介する企画展がはじまっています。見た目豪華ですが、舞踏会とか行ったら気付け香水の匂いが凄そう思ってしまった。
→神戸ファッション美術館
http://www.fashionmuseum.or.jp/

・パリ祭2007
Event Info:2007/07/15 @関西日仏学館(KYOTO) 
明日、京都の関西日仏学館の庭園やテラスを開放してフレンチ屋台やジャズライブなどが予定されているんだけど、台風直撃だよねぇ。雨天決行なのかしら?さすがに無理かしら。
→関西日仏学館
http://www.ifjkansai.or.jp/

・台風被害シュミレーション
数ある台風情報サイトの中で、昨日というタイミングでリニューアルされたウェザーニュースの台風情報には、台風被害シュミレーションがついてました。これによると今回の台風4号で暴風域に入る(であろう地域を含む)人数は1億人を超えてるそうな。ボクもその中の1人です。
ということで、関係ないけど、昨日からずっと頭の中はFishmansのWeather Reportが流れています。I Thnk Weather. みなさんお気を付けて・・・
→台風情報 ウェザーニュース
http://weathernews.jp/typhoon/

  • 2007-07-14 (土)
  • Memo

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