アナモルフォーズを使った新聞広告 | 朝日新聞大阪本社による「映す広告」
7月18日の朝日新聞大阪本社発行分の夕刊が、またおもしろいことをやっていたそうです。
鏡のように写るフィルムが付いていて、広告は一見なんなのかわからないように歪んでいる。フィルムを円筒形に組み立てて広告の上に置くと、円筒に写る鏡像に、ゆがみのない広告を映し出すというもの。だまし絵の一種で、アナモルフォーズと呼ばれる手法です。
今までにもフィルムを使った動く広告や、3Dメガネを付けた飛び出す広告の企画をされている同社。組み立てたりする手間を読者に与えることで、新聞広告の可能性を考えさせられますし、普段見ない広告も見てしまうんでしょう。手間や説明が必要な点は逆の側面もあります。つまり、面倒だから見ないということ。とはいえ、それは何にしても同じで、深さを中心に考えるか広さを中心に考えるかというだけのこと。話題性もありますし(コストはかかるだろうけど)、読者としては次回も楽しみにしちゃいそうですね
上の画像は、「映す」広告新聞のおまけウェブサイト。
大阪本社管轄外の人にも楽しんでもらおうという嬉しいおまけです。
パソコンから画像をアップしてゆがみのある画像に変換してくれますので、それをプリントアウトして円筒形の鏡を作れば自宅で簡単にアナモルフォーズが楽しめます。8月31日までのようですので、夏休みにお子さんと楽しんでみるのも手かもしれません。
YouTubeにも説明の動画がアップされています。
後ろから聞こえる女性の「わー。すごーい!」という声が気になってしょうがないw
(via Ad-Rock)
→「映す」広告新聞おまけウェブサイト
http://utsusu-ad.com/
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