クルマの広告 大人のための絵本
『かぶとむしの図版』『VWビートル 発想トレーニング副読本』『フォルクスワーゲンの広告キャンペーン』などの著書が古本でもなかなか見つからなくて、しかもいいお値段する西尾忠久さんの新刊。『かぶとむしの図版』の新装刊といった内容で、ワーゲンの広告が数多く掲載されている。
その広告手法は、今見ても古くなく、その小粋さとオシャレなコピーには、広告人として嫉妬も覚えます。
クルマに興味ない人でも見ておくべき一冊。
広告人はなおさら!
本屋で探していたら、クルマコーナーにあった。
そりゃそうなのかもしれないけど、広告系の(例えば宣伝会議とか電通の書籍があるあたり)本棚にも置いといて欲しかったなぁ。
去年BOOK ONNの中島さんに教えてもらって、西尾さんのブログも毎日見てます。
これも、ぜひ!
→創造と環境(西尾忠久さんブログ)
http://d.hatena.ne.jp/chuukyuu/
- 2008-12-22 (月) 7:05
- Books
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コメント(閉):2
- chuukyuu 08-12-23 (火) 10:18
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拙編著『クルマの広告』をご紹介いただき、感謝感激感涙—はオーバーですが、頽頭を深ぶかとさげております。
ありがとうございました。
紙(資源)の無駄遣いをしてはいけないと、もう、本は出さないつもりでしたが、版元の編集部長が後輩で、つい、情にほだされて—。
でも、出したからには、売れてほしい気持ちですが、
それより、ポップアップに、
「モノクロでいい
カラーはぜいたく」
というDDB風のコピーが書けたことのほうをよろこんで
います。
ネガティブ・アプローチ、いちど、やってみたかったのです。
日本の広告主は、なぜか、嫌いますからねえ。
大声をあげれば、売れるってものでもないのに。 - mif-4c 08-12-24 (水) 9:58
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>chuukyuuサマ
わざわざこんなブログにコメントいただき、ありがとうございます。
また、勝手に紹介させていただきまして申し訳ありませんでした。
情にほだされただなんて、それでもこうしてご著書が拝読できますこと、喜んでおります。
わたしのようなものもおりますので、決して紙の無駄ではございません!
これからも益々執筆いただきたく存じます!
できれば現在絶版になっているご著作の復刊も望んでいるのですが・・・わたしといたしましては、この赤帯の方が好みでして、書店でこの赤帯本を手に出来て嬉しかったです。
ネガティブ・アプローチは、書店にポップがなかったために実際見ることができませんでした。「大声をあげれば、売れるってものでもないのに。」というお言葉、すごく共感いたしました。
ただ、広告主として正統っぽく見えないアプローチには勇気が必要なんだろうということももちろんありますよね。そのあたり『クルマの広告』に掲載されている広告は、広告主と作り手の意志がしっかり定まっていると感じることができ、自分も見習うべき点が多いと勉強させていただいております。今後とも益々のご活躍期待しております。
ブログも毎日の楽しみにさせていただいておりますので、わたしのような若輩者の教科書としていつまでもご教授いただければ幸いです。