アプリのトラッキングを有効にするのは、こういうことかもしれない。AppleのCM「Privacy on iPhone | Tracked」
AppleがiPhone向け最新OSのiOS 14.5から、アプリによるトラッキング(追跡)機能の可否を選べるようにしました。それまでも位置情報を使うために同意するかどうかなどの設定はありましたが、よりプライバシーを守れるようになったということになります。
だけど、それがどういう意味を持つのか、ちょっと難しい。そんな人はこちらのCMを見ればすぐにわかります。
男性はコーヒーを買って店を後にします。
しかし、コーヒー屋の店主がなぜかついてきます。名前とか個人情報も知られているしー。
さらに男性の後を付けるバイクがいたり、重要書類を見られたり、買い物をチェックされたり、男性の情報を見ようと山のように大勢の人が付いてきます。
最後には自宅にまで押し寄せる人たち。
男性は、iPhoneの画面に表示された「アプリによる追跡」を許可しないようにしました。
すると、自宅に付いてきていた人たちは、一瞬で霧散していくのでした。
Appleがこの機能を実装してから、ほとんどの人が追跡を許可していないそうです。
なんだかこのCMを見ると必要以上に怖くなってしまう気がして、むしろ許可する人を無くそうとしているようにも思えますね。
- 2021-05-24 (月) 7:30
- TV・CM