ぬいぐるみうさぎの破れを直してくれるのは誰?INSMEDの医師向けCM「UNBREAKABLE」
ここはぬいぐるみ工場。
たくさんのウサギのぬいぐるみが出来てきましたよ。
でも、一匹のうさぎの様子がおかしい。
げほんげほんと咳をした。
その瞬間、胸の縫い目が裂けてしまいました。
工場は全自動で動いています。
出荷前の検査も全自動。
ウサギは胸の裂け目を隠しますが、しっかりバレてしまいます。
出荷NGとなったウサギはそのままダストシュートへ。
運良く工場外のゴミカゴのフタが閉まり、ウサギは弾き飛ばされ道路にぽとり。
胸には相変わらず裂け目が目立ちます。
これからどうしたらいいの・・・。
ウサギは近くのお店に入ってみました。
そこは革職人がいるお店。
コルセットを作ってもらいましたが、苦しいだけ。
獣医さんではエリザベスカラーを巻かれてしまい、時計屋さんでは鳩胸時計にされてしまうありさま。
もう直らないのかも。
そんな時に目に飛び込んできた一本の毛糸。
それは自分の手に縫われていた毛糸と同じでした。
もしかして、この先に行けばなんとかなるかも・・・
車に轢かれそうになりながらなんとか毛糸を追っていくと、そこにいたのはある女性でした。
彼女はおもちゃの修理をしている人物で、ウサギを見るとすぐにお店に連れていきました。
餅は餅屋というやつですね。
さて、これは何のCMかというと、医者にNTM症(非結核性抗酸菌症)の可能性を疑うように促すものでした。
NTM症(非結核性抗酸菌症)は、様々な抗酸菌により発症する肺の病気で、結核と同じような症状が出るにもかかわらず結核とは全く別の病気なんだそうです。結核とは異なり隔離の必要はないそうですが、時間をかけて菌の遺伝子検査をしなければわからないなど、厄介な面も併せ持っています。
このアニメーションの最後には、INSMEDの患者でNTM症とわかるまで20人もの医者に診てもらった人がいることが記してあります。そのくらいわかりづらい病気。だからこそ、医者はNTM症の可能性も疑ってください、ということのようです。
アニメーション製作はROOF STUDIO。
メイキング映像も公開されています。
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- 2021-01-15 (金) 8:20
- TV・CM