いつかのアメリカン・ビューティーはいつしかアメリカン・アグリーに。GREENPEACEのCM「American Ugly」
「これはボクが今までに撮った中で一番美しいものなんだ」
アカデミー賞作品賞も受賞した1999年の映画「アメリカン・ビューティー」の中で、青年リッキーはそう言ってプラスチックバッグが風に舞う映像を見せた。
あのビニル袋はどこへ行ったのでしょう。
風に飛ばされて、気に引っ掛かり、また飛ばされて川や海に落ちているかもしれません。
プラスチックバッグが分解されて自然に還るまでには数百年かかると言います。
あの美しく舞っていた袋も、ペットボトルも、あれもこれも、自然を壊すゴミとなって海を漂い、海岸に押し寄せるのです。
アメリカン・ビューティー。
その後はアメリカン・アグリー(醜い)。
映画「アメリカン・ビューティー」は、1999年の映画の中で「マグノリア」とともに大好きな映画なので、こうして悲しい環境問題のCMに使われるのはちょっと悲しい。しかしまぁ、よく見つけてきたな、と。
- 2019-09-18 (水) 8:28
- TV・CM
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