高速道路がギャラリーに!車に乗っている人に美術作品を紹介する、Louvre Abu Dhabiによる「Highway Gallery」
アラブ首長国連邦のアブダビに昨年オープンした美術館「ルーヴル・アブダビ」。その名の通り、パリのルーブル美術館と提携した美術館で、とりあえず30年間は「ルーブル」の名前を使うことができるようになっています。
そんな美術館ですが、もっと多くの人に美術に興味を持ってもらいたい、美術館に来てもらいたいという思いから、高速道路をギャラリーに変えちゃいました。
ドバイからアブダビへ延びる高速道路の脇に、大きな看板スペースがいくつも作られた。
ここには美術館に所蔵されている作品の写真が掲出され、車に乗っている人からも見えるようになっている。
それだけではただの看板だ。
このHighway Galleryはプラスで解説も聞けるようにされた。
仕組みは、ラジオを使うというものだ。
最初に車のラジオの周波数を合わせておけば、美術作品の看板が近づくたびにその作品の解説が流れてくる。
高速道路を走っているだけで少し美術作品に詳しくなれるなんて、おもしろい。
興味が出たらそのままルーブル・アブダビへ向かってもいい。
ただし、脇見運転には気をつけていただきたく。
- 2018-07-25 (水) 8:31
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