麺類のすすり音をカモフラージュで、きる、ヌードルハラスメント解消フォーク「音彦 -OTOHIKO-」
ラーメンをはじめとして、日本人は麺をすすって食べる人が多い。その時に出るのが、すすり音。ズズズズズーッというアレ。
日本人には普通でも、その文化のない外国人からすると「不快」と感じる人が多いようだ。
東京オリンピックに向けて訪日客が増える中、彼らをこのすすり音で不快にさせないためにはどうしたらいいものか。そこで日清が(また)変なことを考えた。エイプリルフールでもないのに。
それがこのフォーク「音彦」。
麺をすする音を感知して、スマートフォンからカモフラージュ音を出してくれるというもの。
ネーミングはトイレのカモフラージュ装置「音姫」をモチーフにしているのだろう。よりにもよってトイレグッズを。
この(バカみたいな)フォークだが、ただのネタでは終わらない。
予約を受け付け、予約数が5000個を超えたら実際に販売されるのだそう。
ちなみにスペックは以下。
材質:本体:ABS、本体底部:アルミ、本体内部:シリコン、ビス:スチール、フォーク:ステンレス
重量:110g
寸法:W44.0×D44.0×H152.0mm
付属品:本体×1、充電ケーブル×1、専用アプリ(iOSのみ)、取扱説明書
販売価格:14,800円 (1セット/税込)
サイズや重量は販売時に少し変わる可能性ありとのこと。
ところで、なぜここまでして外国人にすり寄らないとダメなのだろうか。おもてなしの勘違いなのではないか。
郷に入ればなんとやら。日本では麺をすする人がいる。そういうものじゃないのか?
そしてもう一つの疑問は、なぜフォークなのだろうということ。
機器を仕込むのに箸では難しかったのだろうが、音を感知してカモフラージュ音を出すだけならスマホアプリひとつでできそうな気もするのだが。
ということで、どん兵衛グリーンカレー味を買ってきました(最後に日清にすり寄る)。
→音彦 -OTOHIKO-
https://store.nissin.com/jp/special/productx/otohiko/
- 2017-10-24 (火) 7:39
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