筋ジストロフィーと闘う子どもたちが作ったオーナメントを買って、奇跡をプレゼントしよう!「Muscular Dystrophy Australia Little Miracles – MDA Little Miracles」
オーストラリアの筋ジストロフィー協会が、大学と協力して筋ジストロフィーの研究への資金を集めるキャンペーンを行っています。
▲サイトには筋ジストロフィーと闘う子どもたちが作ったクリスマスオーナメントの写真が掲載されています。つくった子どもの名前や顔もわかりますね。
そもそも筋ジストロフィーとはどのような病気なのか。
筋ジストロフィー(きんジストロフィー、英語:Muscular Dystrophy)とは、筋線維の破壊・変性(筋壊死)と再生を繰り返しながら、次第に筋萎縮と筋力低下が進行していく遺伝性筋疾患の総称である。発症年齢や遺伝形式、臨床的経過等から様々な病型に分類される。(wikipedia)
ざっくり言うと、徐々に筋肉が弱っていく難病である。
筋力が衰えていくので歩けなくなりますし、心臓などを動かしているのも筋肉なので、つまりは長く生きることが難しい病気なのです。
そういう病気と闘う子どもたちですから、何かを作ることは大変です。でも想像力は決して衰えていませんし、子どもたちならではの発想力は他の子達と変わりません。
そこでこのキャンペーンなのですが、子どもたちの作ったオーナメントが商品です。先にも記した通り多くのモノを作るほど体力はありませんし、そんなことはさらせらません。だからMonash Universityが大きな力を発揮することになります。
▲子どもたちが作るのはひとつ。それをMonash Universityで3Dデータにし、3Dプリンターで作成。これで多の人から注文を受けても量産ができるのだ。
売り上げはロイヤルチルドレン病院にあるマードック児童研究所の国立筋ジストロフィー研究センターでの研究に使われます。もしかするとこれがきっかけで病気の治療法が見つかるかもしれません。
→Muscular Dystrophy Australia Little Miracles – MDA Little Miracles
https://www.mdalittlemiracles.org.au/
- 2016-12-11 (日) 19:05
- Web
- 新型コロナウイルスの経験を手紙にしたため、後世に残そう!オーストラリア郵便によるプロジェクト「Dear Australia」
- 世界最高のお仕事が帰ってきた!オーストラリアで半年働いて1千万円!?「The Best Jobs In The World」
- オーストラリア17カ所の360度映像が見られるオーストラリア政府観光局のコンテンツ「EXPLORER AUSTRALIA IN 360°」
- Wikipediaを印刷し1000冊の本にして展示するプロジェクト「The Wikipedia Books Project」
- 芙蓉杯2010(Lotus Prize)で金賞を受賞したモバイル端末「Line Phone」のコンセプト動画