文字が書けない人たちの記憶を、音声認識技術を使って紙にプリントするプロジェクト「Magic Words」
HPがブラジルで音声認識技術を使ったプロジェクトを行っています。
ブラジルには文字が書けない、読めない、いわゆる文盲の人たちが1300万人いらっしゃるそう。彼らの体験してきたこと、先代から伝えられてきたことは、このままでは後世に伝わらない可能性があります。
そこで、音声認識を用いて彼らの声をテキスト化。それをリアルタイムにプリントアウトして物理的に残すことにした。
人の記憶や話が元になっているので、間違ったことやでたらめもあるかもしれないけれど、彼ら自身はプリントアウトされた文字を読めないけれど、きっとそれが役立つ時は来るのでしょう。
同じ技術を使って、自分の顔の写真とメッセージ入りのポストカードを送れるブースもあるようです。自分が文字が読み書きできなくても、言葉を話せればハガキが届くのですから素晴らしい。
- 2016-05-23 (月) 8:21
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