ずっと使えて環境に優しい、フォルクスワーゲンのカレンダー「Volkswagen: The world's most eco-friendly calendar」
企業はカレンダーを毎年作って顧客に送ったり渡したりしますよね。でも使われていないカレンダーも多いし、毎年作るのは資源を考えた時に良くないし、毎月(毎年)めくって捨てるのももったいない。だったらとフォルクスワーゲンが作ったカレンダーは、ずーっと使えるものでした。
それがこちら。
DMが再生紙を使った段ボール素材で出来ていて、組み立てるとiPhoneをセットできるようになる。そこには「iPhoneの電源を入れてカレンダーを立ち上げろ」と図で示してあり、カレンダーアプリを立ち上げたiPhoneをこのDMのカレンダーにセットするだけ。
ね、ずっと使えるでしょ。
とはいえ、iPhoneの電気はどこから来るというのでしょう。
iPhoneの電源はずっと入れっぱなしにしておけというのでしょうか。
再生紙でアナログの万年カレンダーを作った方がよかったのではないでしょうか。
iPhoneスタンドでカレンダーを作ろうというアイデア先行でやっちゃったがために、「環境に優しい」という一番重要なメッセージの根幹が怪しくなってしまってませんか?反面教師にしたいところです。
- 2014-02-20 (木) 7:46
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