香港の街で建物を見上げたり見下ろしたりして撮影された写真集「Vertical Horizon」
フランス人グラフィックアーティストのRomain Jacquet-Lagrezeさんが、香港の街を撮影した写真集に収められている写真です。この写真集「Vertical Horizon」は、“垂直の” “地平線”というその名からもわかるとおり、街を見上げたり見下ろしたりして撮影された、建物の壁がまるで地平線のようにも見える写真ばかりが集められています。いくつか作品を見てみましょう。
ガラスのビルがシンメトリックに伸び、射している光がまるでSF映画のようです。
こちらはごちゃごちゃしたマンションを見上げた写真。コンテナを積み上げたようにも見えます。
色の少ない作品です。見上げているように思えますが光に遮られ、じっと見ていると吸い込まれるような気さえ。
ショッピングセンターかデパートでしょうか。
ビルの先端がバラバラで、何かの結晶もしくは岩のでも見ているよう。
円形マンションを見下ろした写真でしょうか。手すりの水色が不思議感をうまく演出してくれています。
サイトでは他の写真も見ることができます。
→Vertical Horizon
http://www.rjl-art.com/vertical-horizon.php
- 2013-04-27 (土) 8:50
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