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ページをめくるとスリットアニメが動く「Alice in Wonderland MOVING BOOK(アリス イン ワンダーランド ムービングブック)」

Inspiration and Process in Architecture
出版社: 主婦の友社
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不思議の国のアリスの本は、児童書から絵本、ポップアップなどいろんな種類で発行されています。当たり前ながら、アリスが人気だからですよね。このムービングブックは、その名の通り動く絵本。さてどのように動くのでしょう。

説明より、見たほうが早い!
ということで、動画を撮ってみました。

ページをめくる動作と連動して、右ページの絵が動いていますよね。
いわゆるスリットアニメというもので、フィルムや紙に開けた隙間(スリット)から奥の紙に描かれた絵を見せ、スリットと奥の絵の位置を変えることで、見える絵が動いているように見せる技術です。奥の紙には描かれていない部分はスリットが補完してくれるという目の錯覚も利用している、おもしろい古典的なアニメーションの一種です。

奥の紙を自分でスライドさせるものとは違い、この本ではページをめくる動作で絵が動きます。この秘密はどこにあるのでしょうか。
Inspiration and Process in Architecture
その秘密はここ。
ページの間に挟まれた、上記説明で言うところの「奥の紙」が左ページにつながっています。そしてページの折り目と、この「奥の紙」の折り目が微妙に違っています。微妙に折り目が違うことで、左のページをめくる動作が、「奥の紙」を押したり引いたりする動作に変換されます。この時、右ページの折り目近く(ノド)あたりに入れてある切れ目が役立ちます。折り目を微妙にずらしているため、「奥の紙」を押したり引いたりする動作にくわえて、浮き上がる力も働いてしまうのです。その力を逃がすために切れ目が入っています。

という技術的な情報はどうでもいいですか?
夏休みの工作のヒントになればと思ったんですが・・・w

話を本に戻して、この本には右ページが全部スリットアニメになっていて、ストーリーに合わせて全12種類のスリットアニメが楽しめます。ストーリーは英語で書いてありますが、一番最後に日本語で全ページのストーリーが書いてありますのでお子さんと一緒に読むのも楽しそうです。また、大人が見ても単純におもしろいので、プレゼントにも最適です!

  • 2012-02-14 (火) 7:45
  • Books

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