水深30mに沈む船をギャラリーにした写真展｜The Vandenberg - Life Below The Surface
一風変わった写真展をご紹介します。
写真展を開いたのは、写真家のAndreas Frankeさんです。
場所はフロリダ。
の、沖に沈む、船。
この船の名前は「The Vandenberg」。
もともとは民間の輸送船でしたが、1950年に米国軍が買い取り、軍の輸送船として使用されていました。「The Vandenberg」という名前は、1961年に空軍に移管された時に付けられたものだそうです。1983年に引退し、2009年5月に人口岩礁としてフロリダのキーズ沖（国立海洋保護区内）に沈められました。
そこに目をつけたAndreas Frankeさんが、船をギャラリーにして写真展を開いたというわけ。
写真はステンレスフレームとプレキシグラスの間に挟まれ、シリコンでシーリングしてあり、水は入ってきません。船体には強力な磁石でくっつけられています。
思った通り、見るためにはダイビングしないといけません。そこまで行くにも船をチャーターしないと。
設営からの様子が映像としてアップされています。
しかし事故で沈んだ船ではないのですが、朽ちた船と設置したばかりの写真の対比が不気味にも感じられますよねぇ。
→The Vandenberg - Life Below The Surface
http://www.staudinger-franke.at/vandenberg/view/galery.php
- 2011-09-14 (水) 8:05
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