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2006-09-22

手で 見る 学習絵本 テルミ

terumi
size:297×210mm
color:1c+発砲印刷1c
P:24

存在を知ってらっしゃる方も希有かと思われる絵本、『テルミ』
ボクも数年前まで知りませんでした。
ある図書館が、蔵書を廃棄前に持って帰ってもいいということだったので、本当はボクがもらうべきものではなかったのかもしれませんが、印刷への興味からいただいてきました。
タイトルからもなんとなくわかるように、視力にハンディーを持つ方に特に優しい学習絵本で、青く見えるところが普通のインクではなく、発砲インク(もこりんペンみたいになる)で印刷してあり、凸になっています。文字部分はスミで印刷してあり、視力にハンディーを持っていない人にも、文字や図の内容がわかる。
従来の点字の場合、物理的に点となる部分を押して凸凹をつけるため、紙の表裏で凸凹の干渉がないように配慮したり、もしくは紙を2重にしなければいけなかった。しかし、この発砲印刷だと、通常の印刷とほぼ変わらず、インクだけが盛り上がって硬化するため、紙面上のレイアウトが自由になり、紙を2重にすることもなく済む。図など点字以外も簡単に凸凹にすることができる。
点字がわからない人でも文字印刷してあるし、ハンディーを持っている持っていないかかわらず“見て 読める”つくりになっています。素晴らしい絵本です。そして、そんな素晴らしい絵本を可能にする印刷技術もまた素晴らしいです。

memo-22/09/2006

・生誕100周年 ダリ回顧展
Event Info:2006/09/23~2007/01/04 @上野の森美術館(TOYKO)
言わずもがなのシュルレアリスムのヒゲ巨匠 サルバトール・ダリ生誕100周年を記念して、大々的に回顧展が開催されます。ダリ先生の燃えるキリンの絵や宇宙象、好きですぅ~!
→ダリ回顧展
http://www.dali2006.jp/

・生誕100周年 前川國男建築展
Event Info:2006/09/22~11/05 @福岡市美術館(FUKUOKA)
こちらも生誕100周年。昨年暮れに東京で開催され、福岡に巡回してきました。150点の建築画、30点の模型、他多数資料を展示し、前川國男の功績を紹介しています。ル・コルビュジエのもとで2年間モダニズム建築を学び、帰国後日本に合ったモダニズム建築を提案し続けた前川。今回会場となる福岡市美術館も、氏の設計によるもの。
→福岡市美術館
http://www.fukuoka-art-museum.jp/

・世界最大の本屋さん、Amazon.comの本社に本を買いに行ってみた
いい企画だなぁ。参加したいなぁ。日本もすごいビルだけど、アメリカも違う意味ですごいな。
→ASCII24 COM 記事
http://ascii24.com/news/i/topi/article/2006/09/19/664640-000.html

・宇宙から見たリアルな地球の画像、イギリスの大学生が自作の宇宙船で撮影
こちらもいい企画だなぁ。リンク先Picasaに写真や映像もあるよ。
話はそれますが、小学生の時、鳥瞰図という言葉を聞いて、なんて素敵な概念なんだろうと思ったのは、ボクだけですか?あぁ、そうですか。
→techno bahn 記事
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200609202123

・TV
ニューヨーク街物語「古本ワンダーランド」
(BS1:9月24日 21:30~21:50 / BShi 9月23日 22:40~23:00)

・STS-115
スペースシャトル無事帰還。よかったよかった。

  • 2006-09-22 (金)
  • Memo

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