廃棄されてしまう食品を使ってピザを作ろう「The Re_Pizza project」
クリスマスムードが漂う上海で行われた、食品の廃棄問題に焦点を当てたプロジェクト。
レストランで使用される食材の、なんと84%は廃棄されているそうだ。料理には使わず捨ててしまう部位にも、まだまだ食べられる部分は残っているのに。
そこで上海新天地のレストランに協力を仰ぎ、本来捨ててしまうはずだった使わない食材を集め、ピザの具にすることにした。
食材の種類は多いが、それぞれの量は少ないため、何枚も同じピザが作れるわけではない。結果、出来たピザは200種類以上。
1500人以上の人に購入してもらい、そのお金はグローバル・フードバンキング・ネットワークに寄付された。
レストランの廃棄率も84%から43%に約半減。
多くの人のお腹を満たし、飢餓問題に取り組む団体に寄付もでき、廃棄も少なくなった。いいことばかり。廃棄食材を提供したレストランも印象良いし、宣伝になる。あとはこのプロジェクトを動かしていく資金がピザ代の中からちゃんと賄えていればいいか(スポンサーを募る方法もあるが)。
このプロジェクト、今後拡大していく方向らしい。
廃棄食材で料理まではTOKIOもやってたんだけどな。
- 2017-01-20 (金) 7:44
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