2010年から2060年までの予測人口をシミュレーションできる特設サイト「人口減少×デザイン」
先日発売された書籍「人口減少×デザイン」の特設サイトです。
少子高齢化となっている日本の人口は、現在なだらかに減少していて、2050年には1億人の大台を切ることが予想されています。そんなことはわかっていても、自分の住む自治体レベルではどうなるのか?どうすればいいのかまではなかなか見えてきません。この特設サイトでは市区町村単位での人口の推移と、改善策によって未来の人口がどのように変わるかをシミュレーションすることができます。
▲都道府県、もしくは市区町村を選びます。
▲滋賀県全体でやってみました。滋賀県は人口増加率も都道府県別で見ると上位なのですが、それでも2060年には約20万人(現在人口の15%程度)ほど減ると予測されています。そこで2010年と2060年の間にある「対策を行う」をクリックしてみましょう。
▲「合計特殊出生率」「転入者数」「転出者数」を増減できるようになりました。ここで数字を増減させると、数字上ではありますが、将来人口がどのようになるかを見ることができます。ちなみにこの図は「合計特殊出生率」だけ増やしてみた図です。1.53人から2.24人まで増やすことができれば、2060年も人口を維持できるということになりますが、これは転入も転出も現在の数字を維持できればという仮定のもと算出された数字のため、実際はこんなに単純な話ではありません。
自分の住んでいる町や故郷の人口推移を見るといろいろと考えさせられるかもしれませんよ。20才ごとの男女比率もわかりますので、高齢化社会の問題についても考えることができます。
→人口減少×デザイン
http://issueplusdesign.jp/jinkogen/
- 2015-06-28 (日) 13:21
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