しこり付きのシートベルトで乳がんの早期発見を呼びかけるアラブのピンクタクシー「Feel for the signs- Seatbelt campaign for FOCP」
アラブ首長国連邦で、乳がんの予防や知識啓蒙のピンクリボンキャンペーンの一環として行われた、ピンクタクシーキャンペーン。アラブでは乳がんの早期発見率が低いそうです。それは、宗教のかねあいで胸や乳がんについて公の場で話せないことから、知識が浸透していないことが原因だそう。そこで考え出されたのがこのピンクの女性専用タクシー。
シートベルトにメッセージつきのパットのようなものがついていて、触ると「しこり」を感じることができる。さらにその「しこり」はスイッチになっていて、押すことで録音された乳がんについてのメッセージがラジオから流れるようになっている。
宗教の穴を突くようなことをしないと病気の知識すら伝えられないのは、の宗教とはなんたるかという根本について疑念を感じてしまうところではありますが、献血拒否問題などもあるように独自の信教や価値によっては強く言えないというのもまた事実。少なくとも多くの考えや知識を得た上で、自分自身が信教を選ぶことができればいいのでしょうけど。
- 2014-03-26 (水) 7:47
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