Instagramを使ってみて「マイ・キュレーター」というシステムを考えてみた
Instagram
カテゴリ: 写真
価格: 無料
iPhoneアプリにInstagramというものがあります。
写真を撮って、アップロードする。好きなアカウントをフォローできる。好きな写真に「Like」と言える。
大ざっぱに言うと、そんなアプリです。写真SNSとカテゴライズされるのでしょうかね。
iPhoneアプリだけという狭き世界なのに、数日前には10万ユーザーを突破したとの話もあって、ちょっと話題だったりします。アップされる写真は正方形フォーマットにトリミングされ、数種類の用意されたフィルタをかけることもできる。ボクも使っていますが、楽しいです。
さて、タイトルにも書いた「マイ・キュレーター」とはなんだということですが、その前にInstagramのポピュラーページについて説明したいと思います。その名の通り、人気のある画像が一覧になっているページです。どういう計算式でピックアップされるのかはわかりませんが、Likeの数とも関係していることは「ポピュラー=人気」という意味からも想像に難くありません。すなわち、Likeをたくさんもらえればポピュラーにピックアップされやすいんじゃないか、と。フォロワーが多い=見てもらう数が多い写真が率としてフォロワーが少ない人の写真に比べLikeをつけてもらいやすいということになれば、=ポピュラーにあがりやすいということになり、単純に全部の人気作品=質ではなくなる可能性があるということになる。
もちろんそれがポピュラーであるからそれでいいのだけれど、なにか他にいいものはないだろうか。そこで考えてみたのが「マイ・キュレーター」システムである。
マイ・キュレーターとは、誰かのLikeを一覧で見ることができる仕組みです。
フォローと何が違うかというと、フォローして見られるのがAさん(フォローした人)が撮った写真であるのに対し、マイ・キュレーターはAさん(マイ・キュレーター登録した人)が気に入った写真を見られる点にある。
何人か自分と「Like」傾向が似た人を「マイ・キュレーター登録」すると、マイ・キュレーターページに登録キュレーターが「Like」付けした写真が並びます。現在のポピュラーページのように。自分のギャラリーに選んだキュレーターが絵を飾ってくれる、そんなイメージです。
そこには自分の嗜好と似た写真が多く集まりますので、そこからまた新しくフォローしたい人を探すのもありでしょう。
また、自分が誰かのキュレーターになることももちろんあるわけで、自分の嗜好を評価してくれる人がいると思える→いろんな写真を見てLike付けたくなる、という綺麗なスパイラルが生まれることにもなろうかと思うのです。
これは現在のポピュラーと並行して実装されると、よりよい結果になるのではないか。というのも、世界の人気画像とマイ・キュレーターの選んだ画像には隔たりがあって当然で、その両方を見られることで違いや同じを感じることができるからである。自分の世界を広げたり、確立したりということが容易になる。実装自体は、アカウントごとのLikeフィードを紐付けすればできるのではと思ったり(WEBには疎いので適当に無責任なこと言いますが)。
このマイ・キュレーターというシステムをこうしてぼんやり考えていると、他にも応用が効くなぁと感じるのです。誰かの、何かの参考に、または反面教師になれば幸いです。
(マイ・キュレーターって名前は気に入ってます!あなたが私のキュレーター。自分も誰かのキュレーター。)
- 2010-10-24 (日) 1:41
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