発禁本や図書館で閲覧できなくなった本を読めるようにするプロジェクト。DPLAによる「Banned Book Club」
近年、アメリカでは発売禁止となる本や、図書館のリストから削除される本が増えているそうだ。
自由の国アメリカで何が起きているのか。
もともと人にはそれぞれ考えがある。
それが書籍に反映されることは多い。
政治的な主張や、信教に抵触するもの、差別的に感じられるもの、LGBTQ+への考えなどなど。
その内容に反対する人が声をあげれば、問題が大きくなる前に原因にされている本を取り除こうというのは、ひとつの考えなのかもしれない。
しかし、自分と反対の意見の人もいて社会であり、自分の意見が通るということは、何かのきっかけで自分と同じ意見の本が禁止されても文句いえないのである。
それは本当に良い社会なのだろうか。
この現状を危惧した全米デジタルパブリックライブラリー(THE DIGITAL PUBLIC LIBRARY OF AMERICA)は、地域で禁止された本を読むことができるアプリを作った。位置情報からその場所で禁止されている本を表示してくれるという。
→Banned Book Club
https://www.thebannedbookclub.info/
→The Palace Project
https://thepalaceproject.org/
- 2023-07-25 (火) 7:30
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