レンブラントの死後347年後の新作!レンブラント絵画を学習したAIで絵を描くプロジェクト「The Next Rembrandt」
オランダ出身の画家レンブラント・ハルメンソーン・ファン・レイン。光の魔術師とも呼ばれる彼の絵は、今もなお多くの人の心を惹き付けている。彼が亡くなって347年目の今年、なんと新作がオランダで発表された。
未発表の作品が見つかったのではなく、完全なる新作。
ただ、彼が描いた絵画ではない。
ではどうやって生まれた作品なのか。
答えはAIである。
INGグループとMicrosoft、デルフト工科大学、マウリッツハイス美術館、そしてエージェンシーのJ Walter Thompsonにより進められたこのプロジェクトでは、人工知能(AI)にレンブラントの絵画を学習させ、それをもとに筆致まで“レンブラントっぽく”再現して新作を創作したのです。
次世代のレンブラントは人ではなく機械だったのですね。
出来上がった絵を見ると、ものすごくレンブラントっぽい。
言われずに見せられたら「レンブラント?」と答えてしまう。
帽子、ヒゲ、30代くらいの男性、光の描き方。まさにレンブラントじゃないか。
つまりは、絵の才能が無くても贋作を作れてしまう時代になったということでもあるのか。
→The Next Rembrandt
https://www.nextrembrandt.com/