舌に電気刺激を与えることにより塩分摂取を抑えられるフォーク「NO SALT RESTAURANT」
塩分の過剰摂取は高血圧につながり、成人病の原因にもなると言われています。そこで石井クリニックとJ. Walter Thompson Japanが開発したのが、このフォーク。
フォークにはボタンがついていて、押すとフォーク先端の金属部分に微量な電流が流れるようになっている。電流を流したフォークを舌(の辛さを感知する部分)につけると、電気刺激により脳みそが辛いと誤認するのだ。
だから塩分を極端に使っていない料理であっても、フォークが舌に触れた時に辛さを感じ、塩味が足らない不味さを和らげることができる。
実際に数ヶ月前にこのフォークを使った試食会イベントが行われたそうで、日経デジタルヘルスの記者によると「確かに、塩味が感じられた。」そうだが、「ただ、フォークの金属味も通常より強く伝わる、通常のフォークとはやや異なる握り方をしなければならない」とも伝えている(「高血圧患者の食生活に革命、「電気味覚フォーク」で塩味を(page 2)」 日経デジタルヘルス)
改良は必要だろうが、こういう方法で塩味のない食事を楽しみながら塩分コントロールもできるというのは一つのアイデアなんだろう。
- 2016-09-05 (月) 7:41
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