病気を救うヒーローをコミックコンで募集するキャンペーン「Be The Match - The Hero Gene」
世界各地で開催されているマンガの祭典「コミックコン」には、自らヒーローのコスプレをする人、ヒーローマンガを求めてやってくる人など、ヒーローが好きな人も多く集う。だからこそ彼ら自身が困っている人のヒーローになってくれる可能性が高いはずだ!
場所はニューヨーク・コミックコンの会場。
THE HERO GENE LABORATORY(ヒーローの遺伝子研究所)と名付けられたブースでは、訪れた人に綿棒で口内粘膜細胞の提出を依頼した。口内粘膜細胞からはDNAが判別でき、そこから誰かのヒーローになれるかどうかがわかるのだ。
ヒーローを待つのは、骨髄ドナーを待つ患者たち。
全米で50000人を超える患者が、パターンの合うドナーを待っている。彼らにとって命を救ってくれる可能性のあるヒーローそのものなのだ。
もちろんパターンが合った人がいてもドナーになるかどうかは任意だし、ドナーになると少なからず危険性は伴う。とはいえ、なにより必要なのはたくさんのドナー候補のサンプルを集めることで、ヒーロー好きな人が集まる場所というのはいい場所なのかもしれない。
- 2016-01-08 (金) 8:30
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