Google アンドレ=ジャック・ガルヌランによる世界初のパラシュート降下216周年記念で、いろんな場所に降下するアニメーションロゴに!
Googleのロゴが、co.jpドメインでは久々に変わっています。
これは、フランス人のアンドレ=ジャック・ガルヌランがパラシュートでの降下を初めて成功させて216周年を記念しているとのこと。
▲上空まで気球で上がると左右の三角ボタンが出てきます。このあとパラシュートで降下する時に、キーボードの左右矢印キーを使うことで、降下しているアンドレ=ジャック・ガルヌランを操作することができます。
▲パラシュートで降下して最後に着陸するポイントはいくつかバリエーションがあるようです。これはペンギンのいる南極ですが、風車のある景色や、帆船の浮かぶ海、街などを確認しました。
さて、このロゴのモデルになったアンドレ=ジャック・ガルヌランという人物ですが、wikipediaによるとなかなかすごい人物のようです。
パリ生まれ。ナポレオン戦争の初期にイギリス軍に捕まり、オーストリア軍に引き渡されてハンガリーのブダで3年間の捕虜生活を送る。その間に、脱走の目的でパラシュートを構想した。
脱走のために考えていたとは・・・
(捕虜生活から)解放されると、熱気球の飛行に熱中した。1790年に自ら製作した熱気球で飛行。1797年10月22日、パリにて、絹製のパラシュートを使い約900mの高度にある気球から初めて飛び降りた。着地時には衝撃があったものの、当人は無傷であった。ただし彼のパラシュートは頂部に穴がなかったので、気流の流れによって危険な横揺れをおこした。当然、着地した彼は気分が悪かったという。天文学者ジェローム・ラランドの助言により改良が行われた。妻のジャンヌ=ジュヌヴィエーヴ・ガルヌランや姪のエリザも落下傘での降下を体験した。ジャンヌはパラシュート降下をした史上初の女性である。
開放されてからも、危険を冒してまでパラシュート降下したんですね・・・。しかも妻も体験しているとは。
ガルヌランは1804年、ナポレオンの戴冠記念の祭りにおいて、三千個のランプで飾り付けられた無人気球を飛ばした。この気球は予想外の風に流されてローマまで飛んでゆき、暴君ネロの墓に衝突したという。新聞の皮肉な報道に煽られたナポレオンの怒りはガルヌランに向かったという。
(ただしこの時の気球はブラッチャーノ湖に落ちたとする資料もある)
ナポレオンを怒らすとはw
パリで新しい気球を作っている際、現場の事故で(梁に打たれて)死亡した。
最後まで伝説の男ですね・・・。
→Google.co.jp(画像はエントリー時のもの)
https://www.google.co.jp/
- 2013-10-22 (火) 1:43
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