意図しない男女差別を防いでくれるフォント「SANS GENDER」
男女平等が叫ばれる中、まだまだ見直す点があると考えて作られたのがこのフォント「SANS GENDER」。どんなフォントなのでしょうか。
文章を書いていて、気にせずに今までの言い回しを使ってしまうことはないだろうか。
ポリス“マン”とかね。
日本語なら看護“婦”みたいな言葉だ。
それをうまく変換してくれるのがこのフォントだそうだ。
例で挙げられているものだと
Policeman(ポリスマン)をpolice officer(ポリスオフィサー)に。
Mankind(人類)はhumankindに。
Linesman(ラインズマン)はlinesperson(ラインズパーソン)に。
Mother nature(母なる自然)はnature(自然)に。
humankindはそれでいいのかと突っ込みたくもなるが、そうでいいとおっしゃっているのだから何も言うまい。
このフォントはクリエイティブエージェンシーのHavas Lynxのサポートで作られていて、フォントファミリー(OFF,TTF,woff,woff2)をサイトからダウンロードすることができるほか、フォント制作ソフトのGlyphで誰でも自作フォントに組み込めるオープンソースのコードもダウンロードできる。
ところで、欧州の言語に多い不定冠詞の性別については、言葉の男女平等を訴える人たちはどう考えているのか知りたい。
→SANS GENDER
https://www.sansgender.com/
- 2024-05-16 (木) 7:30
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