今治市伊東豊雄建築ミュージアム開館
7月30日午前9時、瀬戸内海の大三島に建築家・伊東豊雄さんの作品を展示するスティールハットと、旧自邸を再生したシルバーハットの2棟で構成されるミュージアム「今治市伊東豊雄建築ミュージアム」(瀬戸内しまなみ海道・大三島ICから約30分)が開館します。
概要は以下のとおり
今治市伊東豊雄建築ミュージアムは、伊東の作品を展示するスティールハットと、旧自邸を再生したシルバーハットの2棟で構成されるミュージアムです。
スティールハットは、エントランスホール・3つの展示室・休憩をするサロン・テラスからなります。
4種の多面体が、結晶のごとく連結した構成で、一辺3mの正三角形と正方形面からなります。構造は、鉄骨フレームによるブレース構造で、外装仕上げを兼ねる6mmの鋼板とフレーム材が、溶接で一体化されています。内部空間は、屋根・壁・床の区別が消え、求心性をもつと同時に、壁がパノラマ的に展開していきます。
シルバーハットは、3.6m間隔のコンクリート柱に架け渡された梁に、ひし形フレームからなるアーチ状の屋根が載っています。図面の閲覧ができるスペースや、屋外ワークショップスペースからなります。
敷地内には、瀬戸内海と島々を背景にして屋外展示物が点在し、散策することができます。
開館記念展として、本日から「新たなる船出」A see-worthy vesselが開催されます。
サイトでは施設紹介のほかに、スティールハットのペーパーモデルダウンロードなんてのもありますよ。
→今治市伊東豊雄建築ミュージアム
http://www.tima-imabari.jp/
- 2011-07-30 (土) 9:10
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