目を瞑ると動物たちが消えていく。グランビー動物園による「Mission Faune presents In The Blink Of An Eye」
今、地球上から1日に100種類の生物が絶滅していると言われています。
その原因は多々あれど、人間が関与しているものも少なくありません。
そのことについて考えてもらうため、アースデーに合わせてカナダのグランビー動物園がある展示を行いました。
会場では3つのニットが展示されています。
ニットはそれぞれ、ジャガー、ワオキツネザル、モリイシガメが描かれています。
このニットを見ていると、時々モーターが動きニットをほどいていくのです。
せっかくの動物の絵が描かれていたニットが、毛糸の状態に戻っていく。
フレームにつけられたカメラが展示を見ている人の顔を認識し、その人が瞬きをすると一定の長さの糸を巻き取るようにしてあるのです。生き物たちをしっかり見ていないと生き物の姿が消えていく。それはニットも現実の生き物も同じです。生き物たちが地球上から消えてしまう前に、しっかり見て、対応をしなければいけない。
毛糸が巻き取られていくとタグが現れます。
人間がこれらの生き物を発見した西暦です。
それともうひとつ「消失年 進行中」という文字。
- 2025-04-23 (水) 7:30
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