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いつものトイレットペーパーを持ってこなかったばっかりに。Scott Toilet Paperによるショートフィルム「The Clogging」

The Clogging

パートナーの家族に会う日がやってきた。
緊張しているが、「ホラー映画のように怖がる必要はない」と言われてしまった。
それはそうだけど。

この時二人は気づいていなかった。
いつも使っているトイレットペーパーを車の中に忘れてしまったことを。

そんなことはすっかり忘れ、家族で食事。
なんだかちょっと嫌味を言われたりして、気分は良くない。
トイレに逃げ込んで用を足し、さぁ拭こうと思ったらトイレットペーパー切れ。
でも大丈夫、トイレの中には予備があります。
事なきを得て出ようとしたら、気づいてしまった。
トイレにトイレットペーパーが詰まって水が溢れそうになっていることを。
ヤバい！
心配してパートナーがやってきた！
ヤバいヤバい！
おばあちゃんがトイレを使いにやってきた。
ヤバいヤバいヤバい！

もう、無理。

パートナーがトイレのドアを開けると、彼女はいなくなっていた。
開いたトイレの窓から夜風がカーテンを揺らすのでした。

Scott Toilet Paperは詰まりにくいトイレットペーパーなので、こんなことにはならなかったはず。
というのがこのショートフィルムに込められたメッセージ。
それにしても彼女、なんで床を拭いたタオルをトイレに押し込んだのだろうか。