発禁本を再び人の目の触れる場所へ戻すプロジェクト「Unbanned Book Club x Little Free Library」
内容に問題があるとして発売が禁止される書籍がある。
それは「発禁本」と呼ばれます。
誰が発禁にし、なぜ発禁となったのでしょう。
それは発禁となるべき本だったのでしょうか。
発禁となるべき本だったとして、そのことを誰もが、または後世の人が知るよしはあるでしょうか。
アメリカでも地域やコミュニティによって禁止にされる本はあるという。
それは差別的な内容であったりということが多いのでしょう。
もちろん多くの人が好ましくないと思うような内容であったとしても、それは誰かの考えでもあるわけです。
十把一絡げに人の目にふれるところから消し去ってしまうことが是なのでしょうか。
そこで生まれたのがこのプロジェクト。
発売禁止になった本を購入し、誰でも自由に読める小さなフリーライブリーに寄贈し、またSNSなどで発信しようというのがプロジェクトの内容です。
発売禁になる作品は時代によっても変わります。
日本でも過去の発売禁止や放送禁止の書籍や音楽が、現在ではそうなっていないこともあります。
現代の話を出すと、たとえば香港で中国共産党を避難するような書籍も販売していた書店が閉店を余儀なくされています。
発禁認定=全て悪と考えるのはよくありません。
本来ならば多くの考えを得た上で、自分で自分の考えを形成するのが望ましいのではないでしょうか。
→Unbanned Book Club x Little Free Library
https://unbannedbookclub.com/