イベントでスポンサーにもなっていないビールを飲んでもらうための秘策「AMSTEL_HIDDEN FRIDGES」
サンパウロのカーニバルには様々なスポンサーがついています。
大手ビール会社もそのひとつ。
ということは、このイベントで販売されたり、人々が目にするビールは、この会社のビールがほとんどということになります。
このイベントのスポンサーでもないビール会社AMSTELは考えた。
このイベントでなんとかしてうちのビールを飲んでもらえないだろうか、と。
そこでAMSTELはかなり危険な秘策を思いつく。
それが、イベントが行われる街のいたるところに、冷えたビールを隠しておこうというものだ。
公衆電話、ベンチ、植木鉢。
それらにはフタがついていて、見つけて開けると、中からたっぷりの氷に埋もれたAMSTELビールが出てくる。
もちろん見つけたらタダで飲める。
面白いといってしまえばそれまでだが、イベント主催者からもスポンサーからも嫌われかねないやり方で、自社がスポンサーになったイベントで同じことを他社にやられても文句を言えない諸刃の剣でもある。
こういうことができるのは、たとえば王冠をかぶったハンバーガー屋だとか、一昔前の赤青コーラ会社など、ヒール認知されているブランド企業だけかもしれない。
- 2020-03-06 (金) 8:25
- Video
- みんな休憩しよう!なにもせずに3分立っているだけでビールがもらえるベンディングマシーン「The First Installation That Makes You Do Nothing」
- 仕事やSNSを忘れて目の前の友だちと楽しくビールを飲もう!スマートフォンを預けたらビール1本無料のバー「Wardrobes for Smartphones」
- 雑誌をめくろうとするとヤツが現れる広告「THE HIDDEN AD」
- ロシア国内にレインボーフラッグを掲げろ!6人のLGBTQ活動家によるチャレンジ「The Hidden Flag」
- VRを使って川の水に潜む怖さを伝えるプロジェクト「WATERisLIFE Hidden Dangers」